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桜舞

            Bako・・・可愛い孫たちが付けてくれた愛称。 ちなみに孫たちは[Bakoちゃん]と呼ぶ。  雅号は「水絵」!!風の吹くまま気の向くままに―

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お稲荷さん

  1. 2007/07/13(金) 16:33:26|
  2. ■えとせとら
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
私の嫁いだ商家はJikoで八代目。
伊予の大阪といわれた八幡浜で先々代が『勘商場』をしていたとかで大きな古い(お化けが出そうな)屋敷だった。
裏には広い工場もあり嫁いだ当初には職人さんも5・6人仕事をしていた。

その広い古屋敷の中庭にお稲荷さんが祀られていた。
赤い鳥居にお狐さんも・・・
商売の神様とあって職人さん達も朝夕お参りしていた。
お稲荷さんに関わるのは主に 浜の町ばあちゃん
初物や頂き物は必ずお供えしてお下がりを頂いていた。

佛様と違うところは神様にはお米、仏様にはご飯だった。
―お供えしたお米が赤くなる―
とばあちゃんは云ってたがあまり関心のない私は
(カビでも生えるんやろう)

その内
「お米の色が変わらない」
と騒ぎ出した。

折りもおり 義母の奇行が目立ち始める。

半世紀も前の事・・・

かかりつけの医者ならぬかかりつけの神様が大洲にあってご祈祷に行くようばあちゃんに云われて出掛けた。

一応の儀式の後
「お稲荷さんの御霊(御神体)がお社の中にない。
御霊が無いので位の低い狐が悪さをしておる」
と神のお告げ・・・

「どうすれば?」

と問うと、しげしげ私の顔を見ていた その方が
「先ほどから気になっていたが・・・」
「あなたには位の高い白狐がついとる」
(よほど尖った顔をしていたか)
(狐憑き!?いくら高貴で七尾の狐でも葛の葉でも嬉しくないわ)
まだ20代の私は不本意この上ない顔・態度だったろう。
私の後方の高い所を目で追いながら
その方には白狐が見えるのか~
「神社でお勤めして修行してみないか・・・」
神様からスカウトされた。

丁重にお断りして
「そんな良い狐なら置いて帰りますから~」
私には見えないし特別護られてる実感もないし・・
云われれば、あぶらげ好きかな?
「いやいや このお狐さまはあなたについて護っているのだから―」
「はあ~」
見えない狐を引きずりながら帰途に着く。
(時々突拍子もない事をやらかすのは―お前のせい?)
(うちの悪ガキ将来・・・陰陽師か・・・)

帰宅後 云われた通りばあちゃんがお社をあらためる。
大事そうに古ぼけた桐の箱を捧げ持って出てきた。
拝んで開けてみると

『あっ!!』

無造作に袱紗と黄色い布が放り込まれた状態。
腰をぬかさんばかりに驚くばあちゃん。
「御霊ってなんやったん?」
「鏡」(直径10cm程の丸い鏡だったそうだ)
『御霊』は京都まで行き伏見神社から5万円で頂いて来たとか・・・
いつの頃か知らないが、当時では大金だったようだ。

神妙に正座する義母に『御霊』のことを聞くと
「あ~あの手鏡な~うつりが悪かったけん・・・」
笑いながら云う。
「どうした?」「・・・・」
「どこへやった?」「・・・・」
二度と『御霊』は現れなかったのである。

神のお告げの的中にちょっとばかり驚きながらも・・・
指図とおりのお供物と蝋燭を用意して悪さ狐を退治にかかる。
私は悪さ狐とガチンコ勝負する気は毛頭なかったので私についてる白狐のことは誰にも話さなかった。

しかし
「蝋燭の火はあなたがつけなさい。
炎が一尺以上上がれば~それが退散した証拠です」

半信半疑の私の目の前で
“ぼぉ~~~ゆらゆら~~~”
炎が立ち上った。(確かに30cmいやもっと高かった)

これで狐の悪さは終わるはず―だった。

が・・・日を追う毎に義母の奇行は激しくなる。
ばあちゃんが今度は
「本人を連れてお祓い受けて来い」
白狐をつれてあの神様の前に行くのは気が重かった。

私は内緒で病院に連れて行った。
そこでくだされたのは
“アルツハイマー”
“パーキンソン氏”
義母はまだ50代前半 今でこそ若年性認知症とか云うけど痴呆症もまだ知れ渡っていない頃。

年を重ねて呆けるとしか認識の無かった私は驚いた。
現に80才越えてばあちゃんは頭も体も元気だし・・・

それから私の狐ならぬアルツハイマー相手の戦いの日々が始まった。

『御霊』紛失が原因かどうかは分からぬがこの古屋敷もばあちゃんが亡くなった後には人手に渡った。



やはり

  1. 2007/07/14(土) 01:31:52 |
  2. URL |
  3. Ivoryboat
  4. [ 編集 ]
 Bakoさんには狐が・・・それも高貴な白狐だなんて。まぶしすぎます。
私にはきっと狸だと思います。田舎には何人か神様がいましたね。親戚の中にも何かあると相談に行く人がいました。それにしてもお姑さんのお世話は大変でしたね。よくもそんなに長い間と頭が下がります。

Ivoryboatさま

  1. 2007/07/15(日) 09:48:54 |
  2. URL |
  3. Bako
  4. [ 編集 ]
たぶん人間らしからぬオーラが出てたのでしょうね。
でもなんのメリットもありません。
いるのだか~いないのだか~

昔はふつーだったでしょう?
親のお世話するのは長男の嫁と相場がきまってましたもの。

  1. 2007/07/16(月) 20:09:47 |
  2. URL |
  3. 神主
  4. [ 編集 ]
こんばんは。
実は先日コメントいただく前から、今回の記事は興味深く拝見していました。
私のところを含めて、日本の稲荷神社は伏見稲荷から勧請されることは多いです。私のところの神社は貞観元年(今から1100年前)に同じく伏見稲荷から勧請されております。
記事に出てくる、「大洲のかかりつけの神様」は、一般の神社(伏見稲荷大社とおなじような)の事ではないですよね?神道系の似たもの(神社に似た施設)にもさまざまなものがありますし。
稲荷のことで相談された人に白狐、空いた社に低級の狐。確かに狐は稲荷神の神使とされますが、狐が祀られているわけではないので。
その「大洲のかかりつけの神様」がどのような方で、どういったことをおっしゃって、どういう指示されたのか、が直接わかりませんので、判らないことのあるままであまりコメントできないというのが、稲荷神社の神主としての正直な立場ですね。
神様に係るはなしですので、私はこういう話題の場合かなりマジメに慎重になってしまいますので。
ただ、御霊(御霊代みたましろ)がないのであれば、なんらかの影響はあると思いますね。でも実は御霊代は鏡ではなかった可能性もありますよ。その桐の箱に他になにか入ってなかったですか?

神主さま有難うございます。

  1. 2007/07/16(月) 21:20:55 |
  2. URL |
  3. Bako
  4. [ 編集 ]
私はいつからお稲荷さんが有ったのかも何が入っていたのかも空になってから初めて見たのでわかりません。
知っていたのは先々代じゃあないかと思いますが・・・
他に何か入っていたとしても義母が無くしてしまったか・・・

>神道系の似たもの(神社に似た施設)にもさまざまなものがありますし。
私もそうだと素人ながら?思います。

実感って云うか何もないんですが狐がつくなんてほんとうに有るんですか?

  1. 2007/07/22(日) 23:27:37 |
  2. URL |
  3. 神主
  4. [ 編集 ]
こんばんは。
神懸り的なことはありますし有るか無いかでいえば、なにかしらは有る。だと私は思います。
いまでも恐山なんかでは現役「クチヨセ」おられますしね。
ただ、「大洲のかかりつけの神様」を存じませんので、おっしゃる狐つきは、全くわかりませんね。

この間コメントいただいていた神様像。ウチのブログで、過去記事に神様像と近い話が、「神様のはなし」カテゴリーにありますが、近いうちに私の神様像のはなしをUPしようと思っています。また見てください。

私の稚拙な考えですが・・・

  1. 2007/07/23(月) 13:30:05 |
  2. URL |
  3. Bako
  4. [ 編集 ]
この世の中 不思議なことはある・・・って信じる方なんですが・・・
私に神様は見えません。
凡人には見えなくて当たり前でしょうが・・・
でもいつも身近に神を感じています。
神秘・神々しい出来事ってありますよね。
少しでも知りたい・・・
これからもよろしくお願いいたします。


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